食卓に、南国の彩りを一滴

人が集まる季節、食卓にそっと並べるだけで心がほどけるような色。
琉球ガラス匠工房のとっくりとおちょこは、深い青と緑が溶け合うグラデーションが印象的で、涼やかな雰囲気が料理やお酒をよりいっそう引き立ててくれます。

夏は冷酒と一緒に、冬はおせちと合わせて。光の当たり方で表情が変わるので、食卓だけでなくインテリアとして飾っても彩りを添えてくれる存在です。
イラブチャーの色を、そのまま器に
沖縄で親しまれてきた代表的な魚「イラブチャー」。青が濃いもの、緑が強いものと個体によって色味が異なり、その鮮やかさは沖縄の海そのもの。

この器は、そんな色鮮やかなイラブチャーの色をどうにかガラスで表現できないか──そんな想いから生まれたシリーズです。深みのある青と緑のグラデーションは、お酒を注ぐたび、光を受けるたびに違う表情を見せ、空間に自然と溶け込みながらも小さな存在感を放ちます。
色を生むのは、長年積み重ねたガラスの経験値

この発色は、琉球ガラス匠工房だからこそできる色。
これまで数えきれないほどの色ガラスを生み出してきた経験と、職人の目と勘が重なり合うことで、青と緑の境目をにじませるような独特のグラデーションが生まれます。

光が差すと透明感がいっそう際立ち、色の層がきらめきながら立ち上がる──そのひときわ美しい表情こそ、この工房の技術の証です。
(取材・執筆:monotomoi編集部)
終わりなき努力
沖縄県うるま市
琉球ガラス匠工房 松田英吉さん
略歴
大学時代に琉球ガラスと出会い、9年間の修行を経て2000年に匠工房を創業。以後、自らの手で技術とデザインを磨き、独自の琉球ガラスを生み出している。
ものづくりで大切にしていること
職人の手で一点ずつ丁寧に作ること。機械ではできない工程を手作業で行い、技術を守りながら新しいデザインや表現を追求する。
仕事観・人生観
努力で達成可能な目標を積み上げることを大切にし、現状に満足せず常に挑戦し続ける。若手職人の個性を引き出し、チームとしての力でより大きな成果を生むことを信条としている。
ストーリー紹介
匠工房の松田さんは、常に”新しさ”を実現するための努力をし続けてきた。結果的に、積み上げた技術と斬新なアイディアで琉球ガラスのパイオニア的な存在となった。そんな松田さんの根底には「出来ないことを出来るようになりたい」という想いがある。小中学校の時にやっていたスポーツでも、琉球ガラスの仕事でも、その想いと努力するスタンスは決して変わらない。
このつくり手のストーリーを読む
サイズ/重量/容量について
【徳利】×1
高さ:約13.0cm
幅:約7.8cm
口径:約4.4cm
【ぐい呑み】×2
高さ:約5.5cm
口径:約5.7cm