小さな丸の中に宿る、木のやさしさ

手のひらにすっぽり収まる「マカロン」は、見た目の愛らしさ以上に、木が持つぬくもりを直接感じられる小箱です。編集部が初めて手にしたとき、吸い付くように滑らかな触感と、丸みが生む穏やかな佇まいに、ほんの少し気持ちがやさしく整うのを感じました。

直径は約60mm、高さは約30mmほど。アクセサリーや日常の小物をそっと収めるのに最適で、置いてあるだけで机上の空気が柔らかくなる、そんな静かな存在感があります。
木の温もりを感じる、丁寧な仕上げ

マカロンの丸いフォルムは、細やかな旋盤加工で形を整えた後、職人が手で仕上げることで生まれます。その工程ひとつひとつが、手にしたときのやさしい感触や、蓋の開け閉めの心地よさにつながっています。

滑らかな木肌は、触れるたびに温かさを伝え、日常の何気ない瞬間にほっと安心感を与えてくれるのです。機械の精密さと人の手仕事のあたたかさが溶け合った、まさに“手に馴染む小さな家具”といえます。
ふっくら、軽やかに暮らしに寄り添う
持ち運びやすく、置き場所を選ばない軽さも魅力です。リビングで、寝室で、書斎で──どこに置いても自然に馴染み、ちょっとした小物を入れるだけでテーブルや棚が整った印象に。丸くふんわりしたフォルムは、手で抱えたり、肩越しに持ち運んだりしても、ほっと安心する感触です。

編集部でも、置く場所や使い方を変えて楽しむたびに、生活の中に“やさしいひとコマ”が生まれるのを感じました。
一つひとつに宿る、つくり手の想い

マカロンというこの小さな箱には、細部に至るまで、職人の心が込められています。木の一部も無駄にせず、大切に活かす姿勢は、手に取る人に「大切に使おう」という気持ちを自然と呼び起こします。素材の個性を尊重し、丁寧に削り、磨き、仕上げることで生まれる丸みや手触りは、日常の何気ない瞬間にそっと寄り添ってくれます。

ひとつひとつが世界にひとつだけの表情を持ち、使うたびに手のぬくもりと温かい気持ちを感じさせてくれる、小さな木の贈り物のような存在です。
暮らしに寄り添いながら、丁寧な時間をそっと添えてくれる一品として、おすすめです。
(取材・執筆:monotomoi編集部)
努力を重ねカタチにした尊敬の心
昭栄家具センター 清水良彦さん・佐恵子さん
略歴
足利市で生まれ育った二人。良彦さんは神奈川の建築会社で、佐恵子さんは東京のビールメーカーで働いたのち、地元・足利市に戻り、昭栄家具センターに入社した。
ものづくりで大切にしていること
他社メーカーから仕入れるのではなく、自分たちでモノを作って販売すること。
仕事観・人生観
モノや技術に対して尊敬や愛を持つこと。過去から積み重ねてきた技術へ最大限の敬意を払い、今でも学び続ける姿勢を持つ。
ストーリー紹介
栃木県足利市で130年以上続く昭栄家具センター。四代目の清水良彦さんと佐恵子さんは、夫婦の二人三脚で自社ブランド「建彦木工」を立ち上げ、20年以上も努力を積み重ね続けている。素材や職人、過去の技術への敬意を大切にしながら、自分たちの手でゼロから形にしてきた。木の魅力を最大限に活かした製品には、人やものへのまっすぐな想いが込められている。
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サイズ/重量/容量について
サイズ:直径60mm×高さ30mm
素材/原材料について
素材:ウォールナット・チェリー・オーク・メープル
取り扱い上の注意について
・天然木のため木目が一つ一つことなります。
・直射日光のあたる場所や、高温多湿な場所でのご使用は避けてください。
・水に濡れてしまった場合は乾いた布でふき取り充分に乾かしてください。
・天然木の特質上、周囲の環境によって変化いたします。