何気ない一皿を、静かな余韻で包み込んで
和の煮物や色鮮やかなお料理など、どんな食材も静かに引き立ててくれるシンプルなフォルム。
いつもの食卓にそっと並べるだけで、まるで料亭のような趣深い空間を生み出します。

日々の何気ない食事の時間を、心落ち着く特別なひとときへと変えてくれるうつわです。
朽ちゆく美しさを宿した、黒と錆のコントラスト
吸い込まれるようなマットブラックの器体に、独特の質感を放つ「荒錆化粧」が縁を彩る象徴的なデザイン。
長い時間を経て風化した石や鉄のような、儚さと力強さが同居する唯一無二の表情を持っています。

使うほどに自然と手に馴染み、日々の暮らしの中で少しずつ愛着が深まっていく様子をお楽しみください。
命の儚さと向き合い、日常に「愛着の種」をまく
熊本で作陶を行う「玄窯」の齊藤氏が、独学で探求し生み出した「叙情陶芸」の世界。
大病をご経験されたことを機に、いつか終わりが来る命の儚さや美しさを「もののあはれ」として器に映し出しています。

手にした人の心に愛着の種をまき、長く大切に寄り添いたいと願う、つくり手の切なる想いが込められた逸品です。

(取材・執筆:monotomoi編集部)
今を大切に生きる
熊本県熊本市
玄窯 齊藤 博之さん
略歴
20代前半で東京に渡り、さまざまな世界に触れた後、陶芸に興味を持ち熊本へ戻る。陶芸の道に入った翌年、生存率30%程度といわれる大病を患うが、完治。この経験をきっかけに、人との関わり方やモノづくりへの向き合い方を見つめ直し、現在は熊本市で玄窯を主宰。
ものづくりで大切にしていること
完璧に整えすぎず、風化や揺らぎを感じさせる表情を器に残すことで、使う人が自然と愛着を育てていく余白を大切にしている。荒錆化粧に代表される自然を思わせる風合いは、時間とともに変化し、使い続けるほどにその器ならではの表情を生み出していく。
仕事観・人生観
大病を経験したことで、「人との関係も、モノとの関係も永遠ではない」と実感。だからこそ、一つひとつの出会いや時間を大切にしたいと考えている。
モノは、人や記憶を思い出すきっかけになる存在。想いを強く主張するのではなく、器の中にそっと忍ばせることで、使い手が何かを感じ取ってくれればいいと考えている。
ストーリー紹介
玄窯の齊藤さんは、大病を機に「愛着のタネをまく」陶器づくりに取り組むようになった。いつか終わってしまうからこそ今を大切に、という想いは、自然の風合いや風化をイメージした作風に刻まれ、手に取る人の心に「人や物を大切にしよう」という静かなメッセージを届ける。また強く主張せず、器の中にそっと想いを込める姿勢が齊藤さんらしさ。
このつくり手のストーリーを読む
サイズ/重量/容量について
【荒錆化粧ボウル12cm】
サイズ:Φ約12cm × H約4cm
・フルーツやヨーグルトにちょうどよいサイズです。
・和物を入れる小鉢としても使いやすく、他のプレートとも合わせやすいサイズです。
【荒錆化粧ボウル6cm】
サイズ:Φ約6cm × H約2cm
・手のひらに収まるほどの小さいボウルに、何を入れるか少し悩む方もいらっしゃるかもしれません。
・お蕎麦などを食べる際の薬味入れにお使いいただくほか、煮豆や香の物を盛り付けていただくのにもおすすめです。
・プレートと組み合わせて使っていただくのも素敵です。
取り扱い上の注意について
*写真をご覧いただいている環境によって、実際の色味と見え方が異なる場合がございます。予めご了承ください。
*色味、風合い、形などは個体差がございますのでご了承ください。
*サイズは凡そのサイズになります。
*電子レンジのご使用はなるべく控えてください。
*陶器の性質上、長時間水に浸しておくとカビの原因となりますのでご使用後はすぐに洗うようにしてください。