洋食の食卓に、木の椀を置いてみる
スープをよそっても、シチューを入れても、自然に手が伸びる。
マットに仕上げた漆は主張せず、どんな料理の色もやわらかく受け止めます。

北欧食器やシンプルな洋食器と並べてもなじみがよく、和の食卓に限らない柔軟さがこの椀の持ち味です。
子どもの手にちょうどよい小サイズは、毎日の食事をともにする最初の一客として。
ケヤキ・ブナ・サクラ、三つの木から選ぶ
オーガニックな塗料である漆をマットに仕上げることで、艶がなく落ち着いた質感が生まれ、料理の鮮やかな色を際立たせます。
ケヤキ・ブナ・サクラという3つの国産天然木から素材を選べ、それぞれが異なる木目と色合いを持っています。

漆の塗膜が木を守るため丈夫で長く使え、使い続けるほどに手に馴染んでいく。
和にも洋にも、どちらの食卓にも自然に溶け込む一客です。
手の中に残る仕事が、人の幸せになる
薗部産業が拠点を置く神奈川県小田原市は、1200年の木工の歴史を持つ土地です。
工房の前を流れる酒匂川の湿気を含んだ小田原の風を製造工程に活かすなど、「土地の恵み」を仕事に取り込む姿勢が根底にあります。

端材は炭として自社利用し、木屑は牧場へ提供して最後は土へと還る。
産業廃棄物を一切出さない循環型のものづくりは、「無理なく、無駄なく、土に還るまで」というブランドコンセプトそのものです。

木が無理をしない状態で形になること。
その誠実さが、手に持ったときの滑らかな感触と、使うほどに感じる料理の美味しさになって届きます。
(取材・執筆:monotomoi編集部)
探究心が生む幸せ
神奈川県小田原市
薗部産業 薗部弘太郎さん
略歴
山梨県道志村に生まれ、小田原へ続く木工家系で育つ。大学で工学を学び鉄道部品メーカーへ就職するも、「自分の手に残る実感」を求めて家業に戻る。現在は薗部産業で循環型木工の担い手として活躍。
ものづくりで大切にしていること
木が「無理をしない」状態で形になること。端材を含むすべての素材を循環させ、“無理なく、無駄なく、土に還るまで”を徹底する。使う人の生活に寄り添い、「料理がより美味しく感じる」器づくりを目指す。
仕事観・人生観
自分の名前を残すより、仲間の技術と、木工の文化を未来へ残すことを重視。疑問や興味に真っ直ぐに向き合い、何事も鵜呑みにせず背景まで知ろうとする姿勢を大切にする。「手に残るリアリティのある仕事が、人の幸せにつながる」という信念で働く。
ストーリー紹介
両親と喧嘩をしてまで家業とは全く異なる業界へ就職した薗部さん。それでも家業へ戻ってきたのは、人の喜びのために自分たちの手で作ることの大切さに気づいたから。その根底には、自分の気持ちや疑問に正直に向き合うというスタンスがある。そしてそれは驚くほど真っ直ぐで、昔から変わらずに持ち続けているもの。
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サイズ/重量/容量について
サイズ:Φ10.5 × H6.0cm
内容量:約180ml
素材/原材料について
素材:国産天然木(ケヤキ、ブナ、サクラ)
取り扱い上の注意について
・特別なお手入れは不要です。
・使用後(洗う際)は市販の食器用洗剤と柔らかいスポンジで優しく洗って下さい。
・電子レンジ、食洗器、食器乾燥機、浸け置きは避けてください。
・天然木使用のため、生き節(枝が生えていた痕)や天然のシミがある場合もございますが、ご使用には問題ございません。
・取り扱い説明書が同封されておりますので、必ずお読みください。