雨の日が、少し待ち遠しくなる
雨の日、傘を広げた瞬間に気分が変わります。
スーツに、ブレザーに、さりげなく手に持つだけで、その日のコーディネートが引き締まる。

たたんだときの細身のシルエットも美しく、雨上がりに持ち歩く姿にも品がある。
長く使い続けたくなる、そんな一本です。
ネクタイを選ぶように、傘を選ぶ
昔からネクタイ柄に用いられてきたレジメンタルストライプを、甲州織のジャカードで表現した傘です。
メンズスーツの定番色であるブラック・ネイビー・グレー・ブラウンの4色は、どの色も洋服に馴染みやすく、さりげなく存在感を放ちます。

表と裏で色が反転するジャカード織は内側も美しく、傘を開くたびに新鮮な発見がある。
カーボン骨と薄手の生地の組み合わせが、長傘らしからぬ軽さを実現しています。
職人の木型が、傘の美しさをつくる
傘の形の美しさは、生地を裁断するときの木型が決めます。
小宮商店の職人は、その木型を自ら作り、生地の状態に合わせてミリ単位で調整しながら一本一本を仕上げています。

量産品との差は、広げた瞬間の形と手触りに現れる——そう確信しているからこそ、急成長より職人の技術を守ることを選んできた。
1930年の創業から受け継がれてきたその姿勢は、2018年に「東京洋傘」として東京都伝統工芸品に認定されるかたちで、社会からも認められました。

品質をないがしろにしないという、譲れない一点が、この傘の美しさをつくっています。
(取材・執筆:monotomoi編集部)
無欲なこだわり
東京都中央区日本橋
小宮商店 小宮宏之さん
略歴
1930年創業の国産洋傘メーカー。3代目社長。職人技術を守りつつ、品質と地に足のついた経営を大切に、伝統を次世代へ継承。
ものづくりで大切にしていること
職人の技術を尊重し、手作りの美しさを損なわないこと。傘の形や手触りに細部までこだわり、量産品との差別化を図る。
仕事観・人生観
困難な状況でも譲れない価値は守る。一方で柔軟さも持ち、急成長よりも職人の技術と品質を守る経営を重視している。
ストーリー紹介
伝統の傘づくりを継承し、2018年には東京都伝統工芸品に認定。品質を最優先に、職人と共に美しい傘を作り続けている。
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サイズ/重量/容量について
サイズ:
親骨の長さ 65.0cm
開いた直径 約112.0cm
全長 約90.0cm
重量:約410g
素材/原材料について
生地:ポリエステル100%(甲州織)
中棒:アルミ
手元:楓