力強さの根底にある優しさ
群馬県高崎市
日東電化工業 茂田正和さん
略歴
群馬県高崎市に本社を構える金属加工メーカー「日東電化工業」の専務取締役。学生時代は音楽の道を志し、大学中退後はレコーディングエンジニアの専門学校に通う。その後、友人とライブハウス兼アジア雑貨店を開業するも1年で閉店。母親の肌トラブルをきっかけに自宅で化粧品づくりを始め、ものづくりの道へ。2004年に家業へ入社し、自社ブランド「HEGE」を立ち上げた。
ものづくりで大切にしていること
金属を錆びさせない表面処理技術を強みにする日東電化工業。その技術を活かしながら、「長く使い続けられる道具」を目指している。使い込むほどに風合いが変わり、使う人の暮らしとともに歴史が刻まれていく。そんな美しいエイジングを楽しめるものづくりを大切にしている。
仕事観・人生観
茂田さんのものづくりの原動力は、「それを使って喜ぶ人がいるかどうか」。家で外食のような気分を楽しめる料理を作っていた頃から、人の喜びを生み出すことが創作の出発点だった。日常の中に小さな非日常を届けたいという想いが、今の仕事にもつながっている。
ストーリー紹介
「HEGE」は、アルミニウムの特性を活かした調理道具のブランド。焦げ付かない便利さよりも、使い続けることで生まれる風合いや愛着を大切にしている。食材を切ってテーブルに置き、みんなで料理をしながら会話を楽しむ。茂田さんは、そんな時間を生み出す「人と人をつなぐ触媒」のような道具を作りたいと考えている。
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