暮らしに、やわらかな曲線
リビングやダイニング、デスクまわり。
毎日何度も手に取るものだからこそ、空間に自然となじむ存在であってほしいものです。
やわらかな曲線を描くフォルムは、生活感をやさしく包み込み、視界の中に穏やかな余白をつくってくれます。

木のあたたかさを感じながらも重たくなりすぎず、さまざまなインテリアに自然と溶け込む佇まい。
使うたびに、手元の景色を少し整えてくれるようです。
曲線に宿る、やさしさ
なめらかな曲線と、軽やかな存在感が印象的なティッシュボックス。
木材を薄く加工し、幾重にも重ねることで生まれる独特のフォルムは、硬さよりもやわらかさを感じさせます。

木目の表情を活かしながら仕上げられているため、一つひとつに自然な個性があるのも魅力。
実用品でありながら、空間の一部として楽しみたくなる佇まいです。
木と向き合い、生まれる造形
素材には、蓄積量が豊富でありながら活用が難しいとされてきたブナ材が使われています。
その木を薄いテープ状に加工し、一層ずつ巻き重ねる独自の製法によって、やわらかな曲線を持つかたちが生み出されています。

均一ではない天然木だからこそ、湿度や状態を見極めながら仕上げていく繊細な工程が欠かせません。

木の魅力を引き出しながら、新しい価値へとつなげていく。
その積み重ねが、日々の暮らしに自然と溶け込むものづくりへとつながっています。
(取材・執筆:monotomoi編集部)
諦めない強さと温かさ
青森県弘前市
ブナコ 倉田昌直さん
略歴
青森県弘前市で1963年に設立された木工メーカー「ブナコ」の2代目社長。大学卒業後、東京の百貨店問屋で働いた後、1980年に家業へ入社。入社直後に父が急逝し、若くして社長に就任した。
ものづくりで大切にしていること
青森に豊富にあるブナの木を活かす独自技術を大切にしながら、時代に合った商品開発に取り組む。伝統技術を守るだけでなく、照明やインテリアなど新しい分野へ挑戦することで、ブナの魅力を現代の暮らしに届けている。
仕事観・人生観
倉田さんの原動力は「諦めないこと」。社員や家族、そして会社を支えてくれた人たちをがっかりさせたくないという想いが、困難な経営環境を乗り越える支えとなってきた。
ストーリー紹介
ブナコは、青森の資源であるブナを活用する技術を守るために生まれた会社。経営危機を経験しながらも、商品開発や事業転換に挑戦し続けてきた。倉田さんの「どんなに苦しくても諦めない」という姿勢が、ブナコのものづくりを今も支えている。
このつくり手のストーリーを読む
サイズ/重量/容量について
サイズ:W28.5 × D16.5 × H11.0 cm
素材/原材料について
素材:天然木(ブナ材、突板貼りMDF)
仕上げ:ウレタン塗装
原産国:日本
取り扱い上の注意について
・市販されているティッシュボックスの中には、一部収納できない商品がありますのでご注意ください。
・天然ブナ材を使用しているため、木目や色合いは一点一点異なります。
・お手入れは、水をしぼった柔らかい布でお拭きください。