食卓に、静かな所作
お茶とお菓子を添えたり、小さな器をまとめて運んだり。
何気ない動作の中に、少しだけ丁寧な空気を生んでくれるお盆です。
中サイズは、一人分をゆったり整えるのにも、来客時に数点をまとめるのにも心地よい大きさ。

料理や器を引き立てながら、自身は主張しすぎない佇まい。
使い終えたあとも、食卓や棚に自然と馴染み、暮らしの景色の一部になっていきます。
日々を整える、ちょうどよさ
木の表情を活かした穏やかな風合いと、持ったときの軽やかさが印象的なトレイ。
広すぎず狭すぎない中サイズは、食事にもティータイムにも使いやすく、暮らしの中で自然と出番が増えていきます。

縁の立ち上がりや、手に持ったときの収まりまで丁寧に考えられているため、使う動作そのものも滑らかに。
実用品でありながら、空間に静かな整いを添えてくれる存在です。
木と向き合い、生まれる造形
素材には、蓄積量が豊富でありながら活用が難しいとされてきたブナ材が使われています。
その木を薄いテープ状に加工し、一層ずつ巻き重ねる独自の製法によって、やわらかな曲線を持つかたちが生み出されています。

均一ではない天然木だからこそ、湿度や状態を見極めながら仕上げていく繊細な工程が欠かせません。

木の魅力を引き出しながら、新しい価値へとつなげていく。
その積み重ねが、日々の暮らしに自然と溶け込むものづくりへとつながっています。
(取材・執筆:monotomoi編集部)
諦めない強さと温かさ
青森県弘前市
ブナコ 倉田昌直さん
略歴
青森県弘前市で1963年に設立された木工メーカー「ブナコ」の2代目社長。大学卒業後、東京の百貨店問屋で働いた後、1980年に家業へ入社。入社直後に父が急逝し、若くして社長に就任した。
ものづくりで大切にしていること
青森に豊富にあるブナの木を活かす独自技術を大切にしながら、時代に合った商品開発に取り組む。伝統技術を守るだけでなく、照明やインテリアなど新しい分野へ挑戦することで、ブナの魅力を現代の暮らしに届けている。
仕事観・人生観
倉田さんの原動力は「諦めないこと」。社員や家族、そして会社を支えてくれた人たちをがっかりさせたくないという想いが、困難な経営環境を乗り越える支えとなってきた。
ストーリー紹介
ブナコは、青森の資源であるブナを活用する技術を守るために生まれた会社。経営危機を経験しながらも、商品開発や事業転換に挑戦し続けてきた。倉田さんの「どんなに苦しくても諦めない」という姿勢が、ブナコのものづくりを今も支えている。
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サイズ/重量/容量について
サイズ:W30.5 × D19.5 × H1.8 cm
素材/原材料について
素材:天然木(ブナ材、突板貼りMDF)
仕上げ:ウレタン塗装
原産国:日本
取り扱い上の注意について
・天然木を使用しているため、木目や節、色合いは一点一点異なります。
・使用後は、水をしぼった柔らかい布でお拭きください。
・破損の原因となりますので、水に浸さないでください。
・お手入れ後は、しっかりと乾燥させて水分のシミが残るのを防いでください。
・この商品は運び盆です。食器の代用として、直接料理を盛り付けてお使いいただくことはお避けください。